ぷくぷくについて

特定非営活動法人ぷくぷくばるーんは、愛知県内の小児病棟を訪問し、入院している子どもたちや、付き添うご家族に「笑顔」と「楽しい刺激」を届ける活動をしています

ぷくぷくばるーんについて
理事長あいさつ|加藤剛二

ぷくぷくばるーんは、元患者家族が中心となり2008年1月14日に設立総会を執り行いました。

ぷくぷくばるーんの活動背景には、子どもたちの「閉鎖的な刺激の少ない入院生活」があります。
入院し、闘病する子どもたちは、外部からの刺激が極端に少なく、また治療による心身の苦痛から、心から笑顔になるという機会はあまりありません。

また、付き添うご家族も、わが子の病状に加え、身動きのできない生活環境などの様々なストレスを抱えながら生活しています。
子どもたちには闘病をマイナスにしてほしくない。
そう切に願いながらも、病院のスタッフだけでは日々の業務に追われ、子どもたちの遊びやストレスというメンタルな面まで手が回る状況ではありません。

近年、遊びのスペシャリストであるチャイルドライフスペシャリストや、保育士の導入をする病院は増えてきました。
しかしながら、東海4県の小児病棟の約4割は何の導入もないなど、その数は十分とはいえません。
どんなに閉鎖的な環境であっても、病児も健常児と同じように健全に成長するべきであり、そのためには、外部からの働きかけ「新鮮な新しい風」を取り入れることが必要です。

ぷくぷくばるーんは、病院側と協力しながら、入院生活の経験者という元患者家族の視点から、一人でも多くの子どもたちや付き添うご家族に、心からの本物の笑顔が届けられる活動を常に考えています。

設立の経緯

設立発起人である大竹の長男は、4歳で急性リンパ性白血病を発症し、通算7年の闘病の末、2007年1月に夭折しました。

長い入院生活を送る中で、親も子も前向きに闘病するためには、なにより「笑顔」が大切だと実感したことから、「ぷくぷくばるーん」は始まりました。
闘病していても、常に子どもは心も身体も成長しています。そして、親はどんな状況であっても、わが子には健康な子どもと同じように、健全に成長してほしい、笑顔でいてほしいと願っています。

辛い治療をしているわが子が、笑ってくれるだけで親は笑顔になれます。
そして親の笑顔を見る子どももまた、安心し笑顔になれるのです。
そんな「笑顔の連鎖」を多くの病院で頑張っている親子に届けたいと、想いを同じくする仲間が集まり活動しています。

役員は、当時一緒に闘ったドクター、お世話になった方々が就任しています。

活動理念

わくわくドキドキ作る喜びと笑顔を闘病中の子供、家族とつくりたい。
外からの刺激が少ない入院生活を送っている子どもたちの健全な心の育成のためには、「心からの笑顔」や「楽しい刺激」が必要不可欠です。

作品を作りあげることが目的ではなく、子どもたちとバルーンを一緒につくることにより、みんなと一緒に作る喜び、出来上がるまでのわくわくドキドキ感、割れるかもしれない!というちょっとした恐怖感を経て、出来上がった時の達成感を味わってもらうことを大切にしています。

点滴が付いているから作れない、起き上がれないから遊べない、のではなく、どんな状況の子どもたちにも「楽しい!」「できた!」「わくわく!」の笑顔を届けます。

組織概要
団体名称

特定非営利活動法人 ぷくぷくばるーん

法人取得年月日

2008年10月9日

事務所所在地

〒460-0002
名古屋市中区丸の内三丁目20番20号
チサン丸の内第3ビル902号

設立の目的

入院患者とその家族、およびそれを取り巻く福祉環境への遊びの支援を行うことにより、入院中の患者とその家族の心からの笑顔を創ることを目的とする

特定非営利活動の種類

保健、医療または福祉の増進を図る活動
事業報告書 収支計算書 貸借対照表

役 員
理事長 加藤 剛二 かとう小児科・内科クリニック 院長
副理事長 松本 公一 国立成育医療研究センター 小児がんセンター長
理 事 北折 健次郎 静岡県血液センター センター長
日高 啓量 ひだかこどもクリニック 院長
濱 麻人 日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第一病院 小児科第二部長
村松 秀城 名古屋大学医学部附属病院 小児科医師
大谷 貴子 NPO法人 あいち骨髄バンクを支援する会 副理事長
太田 友子 株式会社バルーンアートプランニング取締役社長
生田 サリー 株式会社インスパイア 代表取締役
大竹 由美子 活動代表・元患者家族
祖父江 薫 事務局長・元患者家族
監 事 三品 雅義 三品会計事務所 所長
つボイ ノリオ 有限会社 坪井令夫商店
理事長
加藤 剛二
かとう小児科・内科クリニック 院長
副理事長
松本 公一
国立成育医療研究センター 小児がんセンター長
理 事
北折 健次郎
静岡県血液センター センター長
日高 啓量
ひだかこどもクリニック 院長
濱 麻人
日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第一病院 小児科第二部長
村松 秀城
名古屋大学医学部附属病院 小児科医師
大谷 貴子
NPO法人 あいち骨髄バンクを支援する会 副理事長
太田 友子
株式会社バルーンアートプランニング取締役社長
生田 サリー
株式会社インスパイア 代表取締役
大竹 由美子
活動代表・元患者家族
祖父江 薫
事務局長・元患者家族
監 事
三品 雅義
三品会計事務所 所長
つボイ ノリオ
有限会社 坪井令夫商店
運営スタッフ

大竹 由美子、祖父江 薫、橋本 ゆかり 、犬塚 由美子、西山 貴洋

ボランティア

約100名 (女性8:男性2/学生7:社会人他3)

活動実績
活動病院(オンライン含む)

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院、名鉄病院、国立病院機構名古屋医療センター、あいち小児保健医療総合センター、名大病院、愛知医大病院、名古屋掖済会病院

その他:イベント参加(ブース出展、バルーン教室等)

名古屋市北部地域療育センター、骨髄バンク推進全国大会、ボラみ展in愛知淑徳大学、美和町子育て支援センター、株式会社東海理化、名古屋青年会議所、春日井中央ライオンズクラブ、ボランティアNPOフェスタ、社会貢献文化促進イベント「ボラチャリ」、津市芸濃地区社会福祉協議会、甚目寺子育て支援センター、愛知県青い鳥医療福祉センター、プライムアースエナジー株式会社、子育て支援施設キッコロ、新潟県立がんセンター 等

主催イベント

NPO認証記念シンポジウム(2010年)
5周年記念フォーラム(2012年)
10周年記念イベント~10年のありがとう(2018年)
GGSCグローバル・ゴールド・セプテンバー・キャンペーン スマイルアクション in NAGOYA(2021年、2022年、2023年)

メディア紹介
2009.03.25

中日新聞夕刊「みんなで応援」

2009.05.30

中日新聞朝刊「ニュース前線」

2009.04.14

CBCラジオ「ゴゴイチ!」この人に会いたい

2009.06.04

メーテレ「UP!」

2009.07.23

CBCテレビ「イッポウ!」

2010.08.28

東海テレビ「夢のチカラ」

2011.02.18

NHK「ほっとイブニング」この人に聞きたい

2011.04.12

メーテレ「UP!」

2009.02.06

朝日新聞

2010.04.22

朝日新聞「五線譜」

2012.11.11

中日新聞「はぐくむ」

2013.01.19

中日新聞「この人」

2013.03.15

中日新聞「グラフ」

2013.05.11

中日新聞「虹」

研究発表
2008.10.04

中部小児がんトータルケア研究会<富山>
「ぷくぷくばるーんがきたよ~小児病棟のこどもたちの笑顔を考える」

2009.02.06

造血細胞移植学会<札幌>
「病院の子どもたちの笑顔を考える~ぷくぷくばるーんの活動を通して」

2009.09.26

中部小児がんトータルケア研究会<名古屋>
「小児病棟の遊びを考える~医療者側と患者側の遊びについての現状と想い」

ぷくぷくばるーん|関係先リンク集
病院ボランティア

にこにこトマト
京都大学附属病院で活動する遊びのボランティアです。

病気の子ども支援ネット遊びのボランティア
国立病院機構 国際医療センターで活動する遊びのボランティアです。

ボランティア団体

あい・こどもネット
愛知県内の子育て・子育ちNPOポータルサイトです。

病院

名鉄病院

名古屋第一赤十字病院

国立病院機構 名古屋医療センター

あいち小児保健医療総合センター

愛知医科大学附属病院

名古屋大学附属病院

名古屋掖済会病院